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2008年10月11日 (土)

398円の鉛筆削り

来週とある試験を受けることになりましたが、その回答方式の一部にマークシートがあるため、普段だったらまず使わない鉛筆を準備することにしました。
小学生の頃はそれこそ鉛筆だけを使って授業を受けていたと記憶しますが、いつからか鉛筆の代替としてシャープペンシルを使うようになり、社会人になった今でもシャープペンシルは継続して使っています。そのため今となっては鉛筆を使う機会といったら、それこそ紙以外のモノに一時的に印を付けるために使うか、試験などでマークシートを塗りつぶす用途くらいしか思い当たりません。

しかしただ鉛筆を買ってきてもそれだけでは使えません。そう、鉛筆は削る必要があるからです。
なので自分自身にとってもおそらく小学生以来では…、と思うほど久しぶりに鉛筆削り機を購入しました。

当初は電動式にしようかと思っていましたが、それこそ年1回使うか使わないかという超低使用頻度である鉛筆のために、3,000円近い値段を出すのもどうかと思ったので、小学生当時も使用していたのと同じ手動式のものにしました。
購入したのは有名筆記具メーカー名が入っているものではなく、購入したホームセンターの名前が入ったいわゆるバリュープライス品(ちなみにMADE IN CHINA)でありましたが、価格はなんと398円。今となってはこんな値段で買えるんだあ…という事実にちょっとびっくりしました。

削る前の新しい鉛筆を鉛筆削り機に差し込み、ハンドルを回してガリガリ削っていく……。
ハンドルを回す手にいかにも木を削っているという抵抗を感じ、「あ~、そう言えばこんな感じだったなあ…」と、ハンドルを回している間懐かしく感じました。
しばらくすると回していたハンドルが軽くなってきます。こうなると鉛筆削りが完了です。
鉛筆削り機から鉛筆を取り出し、絵に描いたようにきれいに尖った削りたて(←何だかかつお節みたい…)の鉛筆の先を見ると、このまま芯を寝かせた状態で風景画のデッサンでもしたくなるような思いにもなりました。

今思うと、これがもし電動式の方を買っていたら、おそらく手動式でないと体験できない手でハンドルを回したときに感じる「木を削っているという感じ」が味わえなかったのではないかと思います。ただ鉛筆削り機に鉛筆を差し、ガガガッという機械的な音を立てて勝手に鉛筆が削れてしまう…というものほど味気なくつまらないモノは無いかと思います。こう考えるとただでさえ値段が高い電動式の方を選ばなくてよかったのでは…と思いました。
毎日鉛筆を使う(削る)必要のある方は確かに電動式の方が楽に感じると思いますが、ワタクシのようにごくたまに鉛筆を使う程度というのであれば値段の安い手動式で十分でしょう。鉛筆削りと言う作業がまるで鉛筆を使う前の儀式のようにも感じられ、シャープペンシルのように簡単には使わせないぞ…みたいな感じすら鉛筆には感じました。最後はかなりオーバーな表現ではありますが…。

0810111

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